IT系正社員のメリットデメリット

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正社員として働くメリットデメリット

正社員として働くメリットデメリット

働き方の多様化という言葉を耳にすることが多くなりました。IT系は転職サイトの充実などもあって働き方を選択しやすい職種が多く、正社員かフリーランスかで迷うことも少なくありません。とはいえ、ほとんどの人は正社員としての働き方を選択しています。ここでは、正社員として働くことのメリットとデメリットについて考えてみましょう。

正社員として働くメリット

正社員として働くメリット

正社員の最大のメリットはやはり安定です。仕事があってもなくても出社していれば決まった給料はもらえます。また、充実した福利厚生をはじめ、ボーナスや退職金、住宅や家族など様々な名目の手当てもあります。同じ会社の正社員同士は一種の家族のようであり、一生付き合える仲間に出会うこともあるでしょう。長く正社員として働いていると、顧客との信頼関係も強固なものになり、人脈を増やしていくことにもつながります。正社員である以上、自分の能力を発揮して会社に貢献する義務がありますが、会社も社員を雇用し続ける義務があるため、よほどの過失でもない限りその立場は守られるでしょう。勤続年数が長くなるほどに社会的信用度も高くなり、住宅をローンで購入する際の審査も楽になるものです。
正社員と外部の人が混在するようなプロジェクトにおいて、高い知識と技術が求められる仕事を任されるのは正社員であることが多く、長期的に会社を支えていくというやりがいは正社員だからこそ味わえるものかもしれません。自分自身が成長すれば、今度は部下を育成する仕事の面白さを味わうこともできます。

正社員として働くことのデメリット

自分のペースで働くことが難しく、周囲と足並みをそろえて働かなければならないことは、正社員のデメリットのひとつかもしれません。自分が本当にやりたい仕事とやるべき仕事は別であって、会社の命令に従うことが最優先事項となります。IT系専門職の現場で仕事をすることが好きだったとしても、上から管理職を命じられれば現場を離れて部下を指導する側に立たなければならず、技術力より強いリーダーシップやコミュニケーションスキルが求められるようになります。また、長期的な人間関係になるからこそうまくやっていくために気を使わなければならず、一度人間関係が大きく壊れてしまうと修復が難しくなり、労働環境が一気に悪化するリスクもあります。有給休暇や産休・育休があっても取りづらい空気があったり、残業しなければならない空気があったりと、職場によっては働きにくさを感じることもあるでしょう。
仕事そのものは悪くなくても、人間関係や労働環境などその他の要素に問題があると、働くモチベーションを維持するのが大変です。すべてのデメリットが正社員に当てはまるわけではありませんが、どこの職場にも少なからずデメリットは存在するものです。

チョイス
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