転職支援のフローをチェック
インターネットでIT系正社員の求人探しをしようとすると、すぐに数々の転職サイトを見つけることができます。転職を意識している人であれば、IT系転職サイトを一度は見たことがあるかもしれません。しかし、いざ利用するとなるとどうしようか迷ってしまうという人も少なくありません。そこで、転職サイトで一般的に行われている支援フローについてご紹介します。
申し込みから相談まで
転職サイトには、一般公開されている求人が数多く掲載されています。会員登録をしなくても求人を探すことは可能ですが、応募するためにはそのサイトに登録をしなければなりません。サイトにある申し込みフォームには、転職を希望する職種や年収、勤務地、時期と現在の状況、氏名や住所、生年月日などのプロフィール情報やその他希望することを入力します。サイトによっては学歴や職歴、簡単な職務経歴の入力を求められることもあります。
登録連絡を受けたら、キャリアコンサルタントが入力された情報を確認し、希望や条件に該当する求人をピックアップします。会員登録から遅くとも1週間以内には登録者本人にメールか電話が届き、キャリアコンサルタントととの対面もしくは電話による面談日程を調整します。最初の面談は、キャリアの棚卸しを行うためのヒアリングからスタートすることになるでしょう。それまでに経験してきた業務や実績、持っているスキルや資格、得意なことや好きなことなどについてできる限り詳しく聞いてから、プロのキャリアコンサルタントとしての目線でその人の持つ能力や可能性について分析します。
次に転職に何を求めているのかについての確認があります。転職することが最大の目標ではなく、長期的なキャリアプランにもとづいた転職をすることが目標なので、想像しなかったような職種をこの段階で提案されることもあります。
応募から入社まで
キャリアコンサルタントとの面談で今後の方向性が決まると、それに合う求人をいくつか紹介されます。その中に応募したいと思える企業があれば、コンサルタントからさらに詳しい情報を聞くこともできます。応募するかどうかも含めてコンサルタントとじっくり相談し、応募が決まれば履歴書や職務経歴書などの書類作成と面接の準備に入ります。その間コンサルタントも面接日程の調整と企業への推薦に向けた準備を開始し、履歴書の添削や面接シミュレーションなどを行います。
内定が決まると、応募企業との条件交渉をコンサルタントが代行し、入社日の調整を行います。在職中の人には退職に向けての具体的なアドバイスもあるので安心です。内定を受けた本人は退職手続きと入社準備に専念し、この間困ったことやわからないことがあればなんでもコンサルタントに相談できます。
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